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職場いじめ体験談

職場でのいじめ体験談を紹介

四年間を共に過ごした先輩から無視されました

以前勤めていた会社で虐められていました。

原因は私が本社の女性事務員とプライベートで食事をしたことに対する先輩社員からの嫉妬です。

そこは本社とは少し離れたところにある物流部門の倉庫でした。

所長、主任、二十代後半のベテラン社員、先輩、私、パートさん。

計六名が務める仲のよい職場でした。

私は最年少で新入りという事もあり、可愛がられていたように思います。

そんなある日、先輩からの挨拶が返ってこなくなったのです。

聞こえなかったのかなと思いその場は気にも留めませんでした。

しかし翌日も返事はなく、更に翌日、一週間経っても先輩社員からの返事はないのです。

あからさまな無視です。

あれ?でもなんで?どうして?

朝一番で無視をされて一日を暗い気分で過ごすのも嫌なので私は先輩に対する挨拶をやめました。

それから二、三日後、ベテラン社員が唐突に声を上げました。

挨拶も出来ない人間は生きている価値がない。

そう言ったのです。

ベテラン社員の横にはあの先輩がいます。

おそらく、私が先輩に挨拶をしない事が歪められて伝えられていたのでしょう。

狭い倉庫の通路で私が商品の管理をしていると「邪魔だ」「早く動け」など厳しい言葉が飛びます。

批判的な言葉を浴びせたいだけのベテラン社員は仕事の方法を日によって二転三転。

その気分に沿わない行動をしていると罵声が飛びます。

しかし先輩社員が私と同じことをしていても見て見ぬふりです。

そして最終的には私の歩き方にまで物言いがつきました。

私は仕事に関することで嫌がらせをうけないよう、熱心に取り組みました。

嫌な言葉を言わせないため、職場のほとんどを一人で動かせるように頑張りました。

しかし私のその行動は事態を好転させませんでした。

働く私を尻目に携帯電話を触ったり、サッカーボールで遊んだりと自分たちが楽をし始めたのです。

ベテラン社員が言います。

「お前、そんなにセカセカやらなくていいよ」

どうしてですか、と尋ねると「俺たちがサボっているように思われる」というのです。

先輩はただ笑っています。

「僕、なにか気に障ることをしてしまったでしょうか?」

昼食時になり、私が隣に座ろうと向かっているとき、その先輩社員はあからさまに椅子を引き寄せ、自分の足を乗せたのです。

その様子を見て他の社員は愉快な表情で笑っているだけでした。

私はその日から、例え夏の炎天下であっても冬の吹雪であっても頑なに外で弁当箱を開き続けました。

なんで?どうして?

自問自答を繰り返す日々です。

先輩は所長に媚をうり、職場での力を強めていきます。

私は会話にも混ぜてもらえなくなりました。

ある日、私は自分が虐められた理由に気がつきました。

その日は棚卸。

本社から社員がたくさんきます。

先輩は私が食事にいった女性社員と嬉しそうに話しているのです。

ああ、これはおそらく、嫉妬だったのかと。

くだらない、くだらない、くだらない。

幼稚な人間の下らない嫌がらせは相手にしないでおこう。

私はそう思うことで毎日を耐えて過ごしました。

今になって思えば、私のその考えは問題から目を背け、自分自身をより深く暗い場所に追い詰めていたと思います。

先輩を意識しながら過ごす日々。

私は次第に人間不信になりました。

パートさんとも口を聞きづらくなり、本社の人間とも接触を控え、私は自ら孤立の道を進みました。

私はとうとう限界を迎えて会社を辞めることにしました。